年別アーカイブ:2017年

大相撲冬の時代、大阪場所の人気度

2017/2/15    , ,

大阪場所のチケットが1日、いや数時間で 15日間分が売り切れた。驚異的なことである。 ただし、注釈がつく。ネットダフ屋・にわか ネットダフ屋が、買い占めていることが考え られるからだ。それにしても明治 ...

御嶽海・正代の出世街道

2017/2/14  

一月場所をわかした力士に学生出身の御嶽海 と正代がいる。今年活躍する力士として両 力士をあげる者がいるほどである。御嶽海と 正代はそもそもプロのスタートから違って いた。御嶽海は東洋大相撲部で学生横綱 ...

大関の負け越し

2017/2/13    

稀勢の里の大関31場所で優勝以外、たった 1回だけあったことがある。それは負け越し である。それも千秋楽の不戦敗によって決定 してしまった。また、琴将菊は連続負け越し で三月場所は関脇に陥落するが、大 ...

稀勢の里の優勝回数を予想する

2017/2/12    

福祉大相撲の力士インタビューに出演したの は、時の人稀勢の里であった。そこで、一月 場所の解説を休まざるを得なかった北の富士 さんの手紙が読まれた。北の富士さんは35歳 まで相撲を取って、優勝は15回 ...

稀勢の里の横綱昇進で失われたモノ

2017/2/11  

稀勢の里を6場所制最強の大関、6場所制 唯一の名大関と今まで称してきた。それが 思いもしない?横綱昇進で立ち消えになって しまった。稀勢の里は大関時代の成績は以下 である。 大関在位 31場所 勝率7 ...

大関陥落制度あれこれ

2017/2/10    

1年前優勝した琴奨菊が、一月場所で2場所 連続負け越すとは、誰が想像しただろうか。 十一月場所5勝10敗、一月場所5勝10敗と 大敗しての大関陥落が決定した。三月場所 10勝以上すれば、規定によって大 ...

4横綱のゆくすえ

2017/2/9    

稀勢の里の横綱昇進で久々に4横綱が勢ぞろ いする。しかし、賢明な読者は、4横綱時代がけして華麗な時代でないのにお気づきだと 思う。土俵の目撃者では、昨年「検証!4横 綱の時代」を、総括を含めて10回に ...

宇良11番勝負

2017/2/8  

一月場所の宇良は、惜しくも十両優勝に手が 届かなかったが、11勝をあげて入幕を決定的 にした。一月場所は稀勢の里の優勝で大いに 盛り上がった。その反面横綱、大関に休場者 が出て取組は寂しかった。しかし ...

白鵬の挫折

2017/2/7    ,

一月場所の白鵬は14日目に平幕の貴ノ岩に よもやの敗戦をきっし、稀勢の里の優勝が 自動的に決まってしまった。貴ノ岩は前頭 10枚目で13日目まで10勝3敗だが、上位戦は 小結の高安としか当たっていない ...

平成29年大阪場所チケット事情

2017/2/6    

2月5日は大阪場所のチケット販売日であっ た。1日たった今、販売状況は15日間完売で ある。驚異的なスピードという表現ですま ないほどの大相撲過熱人気である。これには 日本出身の横綱稀勢の里の誕生が大 ...

大相撲トーナメント最大の見所は稀勢の里

2017/2/5    ,

日本大相撲トーナメント第41回大会は、稀勢 の里の横綱昇進とともに、人気が加速し、 ついにはチケットが売り切れとなった。午前 11時開場ではあるが、すでに多くの方が集ま っていた。ただし、11時は開場 ...

新横綱の通信簿

2017/2/4  

稀勢の里が横綱に正式に決定してから11日が 経過した。三月場所まで5週間となった。 この5週間で横綱としての稽古をしなければ、 好成績は残せない。稽古量、対戦相手、質。 質とは何を強化するか、何を身に ...

横綱の6場所連続(1年間)好成績8

2017/2/3    

横綱の6場所連続(1年間)好成績は最終章 を迎えた。ここでは現役も登場する。 朝青龍は優勝25回、7連覇など数々の記録を つくり、時代を築いた。1年間の成績では どんな数字をあげたか。最初に72勝以上 ...

時天空あの日あの時

2017/2/2  

1月31日まさかの訃報が入ってきた。元小結 時天空の間垣親方が37歳の若さで亡くなら れた。血液のがんである悪性リンパ種との ことである。土俵は平成27年九月場所を最後 に休場が続き、最後は三段目まで ...

横綱の6場所連続(1年間)好成績7

2017/2/1  

ここでは曙、貴乃花、若乃花という同期が 登場する。先行したのは曙である。最初に 横綱に昇進した。曙が最初に1年間72勝以上 の成績をあげたのは、大関3場所、横綱3場 所のときである。成績は72勝18敗 ...

横綱の6場所連続(1年間)好成績6

2017/1/31  

このテーマは、昨年12月23日以来の再開で ある。この間一月場所の番付に関すること、 場所の展望、本場所、稀勢の里の横綱昇進と 続いた。そのため初めてご覧になる方、お忘 れの方は以下をクリックしていた ...

稀勢の里に立ちふさがる力士

2017/1/30    ,

昨年の三月場所から今年の一月場所までの 1年間、稀勢の里は74勝16敗と堂々たる成績 をあげた。時の最強者としての立場を築いた。 師匠の隆の里は新横綱の場所、15戦全勝優勝 を達成している。全勝は別と ...

稀勢の里、大関時代の位置づけ

2017/1/29    

これまで稀勢の里のことを6場所制最強大関 と称してきた。1場所平均10勝以上あげた 大関は稀勢の里だけだった。しかし、稀勢の 里は横綱に昇進して、大関ではなくなった。 過去のものになった。しかし、横綱 ...

稀勢の里横綱昇進、その成績

2017/1/28    

19年ぶりの日本出身の横綱誕生に熱狂は留ま るところを知らない。これまで稀勢の里は、 成績は十分だが、優勝がなかった。一気に 優勝を決めたことで即横綱昇進が決定した。 連続優勝ではないが、連続優勝した ...

異例のなかの稀勢の里の土俵入り

2017/1/27  

稀勢の里フィーバーは止まらない。今日明治 神宮でのお披露目土俵入りをメディアが流し た影響も加わって、大勢の方が駆けつけた。 明治神宮サイドは横綱の土俵入りを見に来た 方を拝殿前の広場の外に並ばせた。 ...

優勝稀勢の里 血涙14番勝負

2017/1/26    ,

これまで稀勢の里の取組グラフは相撲内容を 採点したケースが多かった。実は千秋楽稀勢 の里と白鵬の決戦になった場合は、両者の 相撲内容を徹底比較する企画を想定していた。 白鵬が14日目に負けて幻となって ...

3つのジンクスに挑む稀勢の里

2017/1/25  

今日正式に稀勢の里の横綱が決定した。伝達 式は通常部屋で行うが、手狭ということで ホテルになった。ホテルといっても都内の 高級ホテルというだけで明らかにしていない。 ある相撲ファンは言う。「ファンの祝 ...

稀勢の里栄光のグラフ

2017/1/24  

一月場所の優勝者、稀勢の里は賜杯をはじめ 20の表彰を受けた。そのうち海外がフランス など8つある。テレビではNHK金杯まで 放送されていた。稀勢の里の栄光を主な表彰 を未放送分も含め、いくつか紹介し ...

平成29年一月場所総評

2017/1/23    ,

★15日間満員札止めの盛況だった 前売りが売り切れたのが発売初日から3週間 ほどだから驚異的な人気である。場所は15日 間満員札止めとなるほど盛況だった。ただ、 ネットで高値販売するネットダフ屋及びに ...

■初 千秋楽 時の最強者となった稀勢の里

2017/1/22    

すでに優勝者は決まったが、千秋楽の着目点 は白鵬対稀勢の里以外にない。昨年(平成28 年)三月場所、五月場所、稀勢の里は13勝と いう好成績をあげながらも、白鵬という壁に 阻まれ、優勝を逃してきた。 ...

■初 14日目 遅れて来た男、稀勢の里が念願の初優勝

2017/1/21    

14日目、優勝を争う横綱と大関の対戦相手は 平幕という異例のなか、波乱が起きた。1敗 稀勢の里が危なげなく逸ノ城に勝った。ここ までは順当である。しかし、2敗白鵬は貴ノ 岩にいいところなく敗れ、その瞬 ...

■初 13日目 次々と消える対戦相手

2017/1/20    ,

13日目は各段の優勝に関る取組が組まれる。 取組開始は10時35分頃と思い、国技館に10時 20分に着いた。しかし、実際の取組開始は 力士数や休場者の影響か、10時50分であった。 取組開始前に一緒に ...

■初 12日目 工夫なき取組

2017/1/19    

鶴竜の休場は鶴竜個人の問題では済まなかっ た。取組編成に大きな支障を及ぼす結果と なった。12日目が突然横綱・大関リーグ戦が 皆無になったのである。本来なら鶴竜対照ノ 富士、白鵬対琴奨菊が組まれるはず ...

■初 11日目 櫛の歯が欠けた場所の光

2017/1/18    

11日目、この日は場所の予想、今年の10大 ニュースでお馴染みのKW氏と共に観戦した。 15日間満員御礼札止めという好況とは裏腹に、 横綱鶴竜が今日から休場した。これで2横綱 休場、大関照ノ富士、琴奨 ...

■初 10日目 終盤戦への懸念

2017/1/17    ,

このところ相撲内容がもう一つの稀勢の里。 今日は照ノ富士相手にじりじり攻めて1敗を 守った。相撲が乱れている白鵬は、勢相手に 離れて取ったが、なんとかさばいて連敗を 止めた。両力士に共通しているのは、 ...

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■初 9日目 暗雲漂う優勝争い

2017/1/16    

稀勢の里がカド番で2勝6敗の琴奨菊によも やの一方的敗北。稀勢の里は立ち上がるや 何をしたいのかまるでわからない状態だった。 棒立ちのままでいるうちに琴奨菊の上手を 取れないがぶり寄りに後退。足が俵に ...

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■初 8日目 優勝戦線に異変あり

2017/1/15    

勝負に絶対はない。まして大相撲は一番相撲 である。3本勝負ではない。全勝白鵬が、 1勝しかしていない、しかも上位初挑戦の 荒鷲に負けるとは、誰が想像できただろうか。 荒鷲の勝因は立ち合い変わり気味の四 ...

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■初 7日目 大関の終焉

2017/1/14    

好調稀勢の里は、不調栃煌山をまったく問題 にしなかった。6場所制最強の大関稀勢の里 は先場所で大関30場所を迎えた。318勝132敗 (1不戦敗あり)で勝率は7割7厘である。 1場所10.6勝である。 ...

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■初 6日目 稀勢の里の今後

2017/1/13    ,

稀勢の里の今日の対戦相手は先場所苦杯を なめた正代である。正代右差し、稀勢の里 左差しの争いである。両者立ち上がり、予想 通りの展開となった。だが、稀勢の里はいつ もの稀勢の里ではなかった。左からの突 ...

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■初 5日目 崩れつつある優勝争い

2017/1/12    ,

22勝13敗。これは横綱・大関の5日目までの 成績である。よくもここまで負けたものだ、 という印象である。これでは15日間満員札止 めになるほど国技館に足を運んでくれるお客 さんに応えられる数字ではな ...

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■初 4日目 正代、御嶽海どちらが出世する

2017/1/11    

正代は寄り立てる琴奨菊相手に土俵を回り こんで、琴奨菊の攻めをしのぐ。もろ差しの 体勢に成功すると、反撃に転じて寄り切った。 御嶽海は横綱鶴竜に怒涛の圧力。鶴竜がまわ り込むも最後は出足で圧勝した。御 ...

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■初 3日目 大相撲雑感

2017/1/10    ,

平日初の日の満員札止めは、事前に予想され ていたとはいえ驚異的なことである。発売 3週間くらいで既に前売りがなくなっていた。 今場所の15日間満員御礼は確実である。大相 撲冬の時代にこんななぞなぞがあ ...

■初 2日目 玉鷲戦でみせた稀勢の里の破壊力

2017/1/9  

今日、目にとまったのは結びの一番で日馬 富士を倒した御嶽海ではない。めきめき地力 をつけてきた玉鷲を倒した稀勢の里である。 稀勢の里が玉鷲戦でみせたのは爆発力だった。 一気に玉鷲を土俵外にもっていった ...

■初 初日 時間がかかりそうな新旧交代

2017/1/8    ,

昨年同様、初日は天覧相撲となった。木戸を 通ると手荷物検査と金属探知機のようなとこ ろをくぐることになった。御前掛かり土俵 入りが見られるか、いや午後5時の幕内後半 からになるとのことだった。バブルを ...

どうなる一月場所の優勝争い

2017/1/7    , ,

昨年は5人の優勝者が出た。場所前からの 予想通りになったのは白鵬くらいである。 明日から始まる一月場所はどうか。優勝の 条件としてあげられるのは、次の3つである。 第一に取りこぼしを少なくする。第二に ...

明治神宮奉納土俵入りグラフ

2017/1/6    

本場所は奇数月の第2日曜が初日である。 カレンダー上8日から14日までが初日になり えるわけである。一月場所は最も早い日の 8日になった。新春恒例の明治神宮での奉納 土俵入りが正月明けあわただしい日程 ...

横綱・大関に挑む10人のサムライ

2017/1/5    

8日から始まる一月場所、東関脇玉鷲から東 3枚目隠岐の海までが横綱・大関7人(場合 によっては6人)に挑む。上位に休場が出る と西3枚目勢も入ってくる。休場者が出なく ても同部屋対戦せずで、先場所の正 ...

今年はどうなる 豪栄道・琴奨菊

2017/1/4    ,

琴奨菊と豪栄道は、昨年ともに日本中を熱狂 させる初優勝を飾った。琴奨菊は10年ぶり 日本出身力士としてビッグニュースになった。 これが引き金となって、稀勢の里が連続13勝 をあげ、秋には豪栄道が全勝優 ...

今年はどうなる 鶴竜・日馬富士

2017/1/3    , ,

鶴竜は白鵬と同じ年の生まれである。白鵬が 若くして横綱になったのに比べ、遅れてきた 横綱といえる。十一月場所の優勝は予想外で あったが、本人にとっては意味のある優勝で あった。それは横綱になって初めて ...

今年はどうなる 今までと違う稀勢の里を示せるか

2017/1/2    

稀勢の里は昨年、13勝2回、12勝2回、10勝、 9勝で年間69勝をあげた。これは平成25年の 68勝を超える自己新記録であった。25歳から 26歳にかけての記録を29歳から30歳で更新 したのである ...

今年はどうなる 白鵬復活優勝のキーポイント

2017/1/1    

明けましておめでとうございます。今年は どうなる白鵬編をお届けします。白鵬といえ ば魁皇の最高通算勝利1047勝超えの話題も ありますが、これは時間の問題であり、数字 の積み重ねで減ることはないため、 ...

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