大相撲

3大関の強敵・難敵・要注意対戦相手 下

角番はさほど話題になるものではない。人によって
は角番5回で関脇落ち。あるいは1年間2回カド番
で関脇落ちを主張する方がいる。角番後優勝した大
関がいる。

貴ノ花
小錦
貴ノ花(のちの貴乃花)
魁皇
千代大海
栃東
琴欧洲
豪栄道

8例にすぎない。角番2大関の強敵・難敵・要注意
対戦相手をみていこう。

<霧島>

■霧島

新大関でいきなり負け越した。新大関で負け越して
横綱になったのは全休の曙一人である。多くは大関
止まりである。新大関負け越しが霧島の前途を暗示
していなければいいが。

霧島が1度も勝てない相手が照ノ富士である。0勝
11敗である。今後どれくらい対戦があるか定かでは
ない。照ノ富士がフル出場しない限り、霧島戦は実
現できないことになる。あと何回対戦があり、霧島
は何勝することができるのか、未知数である。

<2023年5月照ノ富士対霧馬山>

同じ大関にも分が悪い。豊昇龍に6勝(不戦勝あり)
8敗、貴景勝に7勝(不戦勝あり)8敗である。一
月場所は優勝貴景勝に勝っている。ここ1年でも3
勝1敗である。貴景勝戦は霧島が優位に立っていく
かもしれない。豊昇龍戦は対戦成績とともに場所の
成績でも負けられない。横綱先陣争いでも負けられ
ないだけに霧島にとって大関2場所目は分岐点にな
る。

霧島が対戦成績で下位に5勝7敗と負け越している
力士が翔猿と1勝8敗の隆の勝である。七月場所、
翔猿に食い下がられて負けている。相手十分にさせ
ないことである。隆の勝とはしばらく対戦はない。
それだけに初顔から8連敗したが、昔の話になりつ
つある。

■貴景勝

貴景勝はまず、自分をベストにもっていくことが第
一である。五月場所の貴景勝は怖さも迫力もなかっ
た。大関で7度負け越している。

照ノ富士に優勝決定戦を含め5勝7敗である。場所
の体調がいい方が勝つ一番になりそうである。対戦
圏内で負け越している相手が翔猿である。4勝5敗
で、現在4連敗中である。優勝した一月場所も負け
ている。貴景勝は相手にかかわらず自分の相撲を取
ることである。

<2023年1月貴景勝、翔猿に不覚>

阿炎にも4勝6敗である。優勝決定戦で負けたこと
がある。それを含め5連敗したことがある。押しの
貴景勝が阿炎のもろ手突きに圧倒されることがある。
立ち合いの当たりが勝敗を分けることになる。

(この項目終わり)

 

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  • この記事を書いた人

denkouriki

無類の相撲好き。きっかけは昭和42年、九重(元千代の山)が分家独立を許さない不文律の出羽海部屋から破門独立したことです。そのさい、千代の山を慕ってついていった大関北の富士がその直後の場所で初優勝した。こんな劇的なドラマを見せられたことが、大相撲から離れなくなりました。視点は監察委員を八百長Gメン、燃える要素があると強い北の富士を循環気質と呼んだ杉山桂四郎氏に。土俵の心は玉の海梅吉氏に、問題点を探るのは三宅充氏に、そして相撲の本質、真髄は小坂秀二氏に学んできました。本場所は地方場所を含めて年間半分くらい観戦しています。大相撲に農閑期はなく、随時執筆していきます。興味深く読んでいただければ幸いです。

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