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2019年年間最多勝レース中間地点

今年、早くも半分の3場所が終了した。現
時点で年間最多勝レースはどのような展開に
なっているか。3場所までの中間経過をまと
めてみた。それが以下である。なお、対象は
3場所幕内に在位した力士とさせていただき、
単なる数字の比較ではなく、横綱大関の対戦
率によってクラスわけさせていただいた。
年間最多勝1A
年間最多勝2A
白鵬が1年間出場していたときは80勝越えも
あったが、ここのところ60勝はおろか、かな
り低空飛行が続いた。それが今年も続きそう
な気配である。目下のところ豪栄道の30勝が
最高である。三月場所12勝したのが大きいが、
あとは9勝が2場所である。豪栄道が休場
なく1年間を務めれば年間最多勝も可能で
ある。
161012豪栄道パレード 078
<豪栄道>

ただし、ここ2年間は必ず休場がある。全勝
優勝した年はフル出場しているが、年間56勝
しかしていない。また、連続2ケタ勝利は
わずか2場所で、それも1度きりである。
豪栄道には絶対的な信頼がどうしてもおき
にくい。
といっても他の力士もそれほど安定感はない。
どんぐりの背比べである。白鵬が残り3場所
を出場すればある程度の数字は残すかもしれ
ない。だが、それ自体難しい気がしている。
190519八日目幕内 499
<2019年5月 再出場貴景勝、碧山にはたき込まれる>

本来若手の貴景勝や阿武咲が活躍すれば、
明るい未来がみえてくる。だが、貴景勝は
新大関の場所を途中休場してしまった。新大
関の休場は15日制では前の山、大受、増位山、
千代大海、武双山、曙、栃ノ心についで8人
目である。阿武咲に至っては横綱・大関戦が
ないまま低迷している。
どうやら、今年の年間最多勝は低レベルに
なりそうな流れである。となると今年の年間
最多勝は一過性のモノになる確率が高そうで
ある。

早起きの生活です。

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この記事を書いた人

無類の相撲好き。本場所は地方場所を含めて年間半分くらい観戦しています。大相撲に農閑期はなく、随時執筆していきます。興味深く読んでいただければ幸いです。お問い合わせなどあれば管理をお願いしてる masaguramさんまでX(Twitter)ください。

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