大相撲

■24夏10日目 琴櫻3敗の影響

再出場の高安は連日の大関戦となった。前日は豊昇
龍を倒して3勝。3勝しかしていない。上位に休場
者続出で高安戦を組まざるを得なかった事情が考え
られる。

10日目の対戦相手は2敗大関琴櫻である。相撲は四
つの激しい争いとなった。攻防の中右四つとなった。
高安上手十分、琴櫻上手が取れない。琴櫻まきかえ
ながら出ていくも高安が上手投げ。両力士傾くなか
琴櫻が早く落ちた。

<高安に痛恨の敗北をきっした琴櫻>

琴櫻は中盤で3敗目。優勝は微妙になってきた。祖
父琴櫻の初優勝は大関5場所目であった。現琴櫻の
優勝はまだ先ということか。

前日2敗目をきっした大の里は豪ノ山と対戦した。
馬力相撲の豪ノ山に対して一気の速攻。青房下土俵
に押し倒した。勢いがある相撲であった。

<大の里会心の一番>

上位で唯一の2敗となった。大の里は7場所連続勝
ち越しとなった。現役では12場所連続関脇以下勝ち
越しが最高である。

平幕では湘南乃海と宝富士が2敗を守り、勝ち越し
た。11日目はこの両者が組まれた。12日目以降は上
位戦が予想されるが、後手にまわらない取組編成を
望む。特に優勝を争いをしている者同士の取組は不
可欠である。

その日の取組が終わってから取組編成をしてもいい。
大阪場所でも試みられた。大阪場所で大関は蚊帳の
外だった。五月場所で再び繰り返してはいけない。

 

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  • この記事を書いた人

denkouriki

無類の相撲好き。きっかけは昭和42年、九重(元千代の山)が分家独立を許さない不文律の出羽海部屋から破門独立したことです。そのさい、千代の山を慕ってついていった大関北の富士がその直後の場所で初優勝した。こんな劇的なドラマを見せられたことが、大相撲から離れなくなりました。視点は監察委員を八百長Gメン、燃える要素があると強い北の富士を循環気質と呼んだ杉山桂四郎氏に。土俵の心は玉の海梅吉氏に、問題点を探るのは三宅充氏に、そして相撲の本質、真髄は小坂秀二氏に学んできました。本場所は地方場所を含めて年間半分くらい観戦しています。大相撲に農閑期はなく、随時執筆していきます。興味深く読んでいただければ幸いです。

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