大相撲

■24夏9日目 2024年五月場所の行方

優勝戦線は混戦模様となってきた。ここまで横綱照
ノ富士、大関琴櫻を倒し、さらに1敗対決を勝ち抜
いてきた大の里。それが3勝5敗の平戸海に不覚を
取るのだから相撲はわからない。もっとも平戸海の
出足は素晴らしかった。大の里は何もできずに土俵
を割った。

<平戸海が大の里に速攻の勝利>

大の里が2敗になったことで1敗が消えた。2敗琴
櫻は上位休場多数につき、繰り上がり対戦となった
阿武咲を迎えうった。阿武咲が押し込んで土俵際ま
で追い詰めながら琴櫻の突き落としで逆転した。な
んとか2敗を守った。

<琴櫻土俵際逆転勝利>

豊昇龍は再出場の高安と対戦した。相撲は高安に十
分のカタチを許し、すくい投げで決められた。豊昇
龍はとにかくよく負ける。豊昇龍には期待できない
ことを証明した一番になった。

<再出場高安のすくい投げに豊昇龍横転>

さて2敗は琴櫻、大の里。さらに幕内中位以下に御
嶽海、湘南乃海、宝富士となった。優勝ラインはど
のくらいになるか。12勝とみるのが妥当である。そ
の場合は優勝決定戦があったほうがいい。

琴櫻は10日目高安。あと豊昇龍、阿炎、明生、平幕
2敗組が予想される。大の里は10日目豪ノ山。あと
豊昇龍、阿炎、宇良、平幕2敗組が予想される。湘
南乃海対宝富士、御嶽海対宝富士がまだ実現してい
ない。

<琴櫻初優勝なるか>

平幕2敗組は上位に通じる力がない。優勝は琴櫻と
大の里の間で争われそうである。

 

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  • この記事を書いた人

denkouriki

無類の相撲好き。きっかけは昭和42年、九重(元千代の山)が分家独立を許さない不文律の出羽海部屋から破門独立したことです。そのさい、千代の山を慕ってついていった大関北の富士がその直後の場所で初優勝した。こんな劇的なドラマを見せられたことが、大相撲から離れなくなりました。視点は監察委員を八百長Gメン、燃える要素があると強い北の富士を循環気質と呼んだ杉山桂四郎氏に。土俵の心は玉の海梅吉氏に、問題点を探るのは三宅充氏に、そして相撲の本質、真髄は小坂秀二氏に学んできました。本場所は地方場所を含めて年間半分くらい観戦しています。大相撲に農閑期はなく、随時執筆していきます。興味深く読んでいただければ幸いです。

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