大相撲

■22春13日目 貴の押しをもちこたえた高安が単独トップ

本日は最初の一番から観戦した。琴勝峰の弟、
6勝の琴手計が序ノ口ながら序二段5勝1敗
力士と対戦した。圧勝だった。同じ佐渡ヶ嶽
(元琴ノ若)部屋の序ノ口のモンゴル力士
琴拳龍も6勝で序二段5勝1敗力士と対戦
した。こちらも問題にしないほどの強さで
あった。序ノ口優勝は琴拳龍対琴手計の同
部屋の優勝決定戦になる。

幕内の優勝戦線は変化があった。1敗若隆景
の大関戦が始まった。最初の対戦相手は御嶽
海である。今日の御嶽海は気合いが違った。
前へ前へと圧力をかけ、若隆景は後退しか
できなかった。前日とは様変わりした。御嶽
海は大関なのだからむらっ気のある相撲を
取らないことはもちろん大切なことである。
同時に下から勝ち上がってきた力士の壁に
なる存在でもあるべきだ。

<若隆景に圧勝した御嶽海>

高安は大関第2ラウンドとして貴景勝と対戦
した。貴景勝は押ししかない。貴景勝は押し
まくった。高安後退せずにもちこたえる。
貴景勝のひたすらの押しを高安はもちこたえ
た。貴景勝は押し疲れた。高安四つに持ち
込んで上手投げでころがした。高安は単独で
1敗となった。

<高安、貴景勝に勝って1敗死守>

高安の14日目の対戦相手は勝ち越しがかかる
正代である。正代に気迫が出てきたが、後退
するとなかなか残せない。勝負は、高安が
正代を後退させられるかどうかにかかって
いる。1勝5敗から7勝6敗までこぎつけた
正代としてはなりふりかまわず、あと1勝を
もぎ取りにいきたい。必死の男同士の激突の
一番になるのは間違いない

<正代>

高安の千秋楽の対戦相手は誰になるのだろう
か。成績からいうと逸ノ城か霧馬山になるの
では。若隆景は自力ではどうにもできない
なか、場所はあと2日となった。

 

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  • この記事を書いた人

denkouriki

無類の相撲好き。きっかけは昭和42年、九重(元千代の山)が分家独立を許さない不文律の出羽海部屋から破門独立したことです。そのさい、千代の山を慕ってついていった大関北の富士がその直後の場所で初優勝した。こんな劇的なドラマを見せられたことが、大相撲から離れなくなりました。視点は監察委員を八百長Gメン、燃える要素があると強い北の富士を循環気質と呼んだ杉山桂四郎氏に。土俵の心は玉の海梅吉氏に、問題点を探るのは三宅充氏に、そして相撲の本質、真髄は小坂秀二氏に学んできました。本場所は地方場所を含めて年間半分くらい観戦しています。大相撲に農閑期はなく、随時執筆していきます。興味深く読んでいただければ幸いです。

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