両国国技館の未来

» 大相撲 » 両国国技館の未来

現在大相撲の常設館は両国にある両国国技館である。昭和60年から
使用開始された。当時は新国技館がセールスポイントだった。ポス
ターデザインも両国新国技館だった。また、大相撲が両国に帰って
きたというイメージだった。

その前は蔵前国技館で東京場所が開催されていた。海軍の飛行機組
み立て工場で解体した払い下げの鉄骨の骨組みと屋根と囲いはトタ
ンぶきで突貫工事で間に合わせた。昭和25年春場所から蔵前仮設国
技館として使用されるようになった。完成は昭和29年の秋場所から
であった。ここから約30年にわたって蔵前国技館は大相撲の常設館
として栃若、柏鵬、北玉、輪湖など様々な名勝負・大勝負を展開し
た。

蔵前国技館

蔵前国技館に寿命がきた。新国技館の建設は元栃錦の春日野理事長
の重要な命題であった。後世に負担を与えないため、ノー借金をモ
ットーとした。そのため蔵前の広大な土地は売却した。また、建設
会社に値段をまけさせた。

両国国技館は今年41年目に突入した。差し迫って大きな問題はない。
部分改良で済む範囲かもしれない。しかし永遠というわけにはいか
ない。将来いつか両国国技館に寿命がくる。

両国国技館

そのとき別に広大な土地及び交通の便がいいところがあるだろうか。
今の土地に立て直す場合、資金は大丈夫なのか。その間ほかの場所
で本場所を開催しなければならない。ますます費用がかかる。両国
国技館の未来はどうなるのか。気になる。

ブログランキング

当サイトはブログランキングに参加しております。記事をよんでいただいたら、以下バナーをクリックいただくと、ランキングに反映されます、1日1クリックよろしくおねがいします
にほんブログ村 格闘技ブログ 相撲・大相撲へ
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!

この記事を書いた人

無類の相撲好き。本場所は地方場所を含めて年間半分くらい観戦しています。大相撲に農閑期はなく、随時執筆していきます。興味深く読んでいただければ幸いです。お問い合わせなどあれば管理をお願いしてる masaguramさんまでX(Twitter)ください。

目次