大相撲

■夏9日目 方向性が見えてきた三番

2017年5月22日

今日の森永賞は日馬富士対玉鷲の横綱関脇戦
ではない。照ノ富士対豪栄道の大関対決でも
ない。稀勢の里対栃煌山の横綱対平幕戦で
ある。本来ならこの取組は組まれる予定が
なかった一番である。鶴竜の休場によって
急遽繰り上げられて実現したわけである。

このところ徐々に自分の相撲がとれ始めて
きた稀勢の里。だが、勝負は思いがけない
展開であった。栃煌山にこれしかないもろ
差しを許し、一挙に走られた。まさに唖然と
する負け方であった。辛抱する時間さえなか
った。この後関脇・大関・横綱戦を残して
いるだけに痛恨の1敗であった。3敗稀勢の
里の苦悩は続く。
170522九日目幕内 615
<稀勢の里、栃煌山に完敗>

照ノ富士対豪栄道の大関戦は仕切りのなかで
睨み合いがあった。かなりエキサイトな場面
であった。相撲は照ノ富士の怒りの?パワー
で豪栄道を圧倒しての勝利だった。照ノ富士
は初日、2日目と連敗してのスタートだった
が、その後7連勝して調子を上げてきた。
170522九日目幕内 541
<睨み合う照ノ富士と豪栄道>
170522九日目幕内 575
<照ノ富士が大関同士の一番を制す>

先場所、本割・優勝決定戦と2連敗した対
稀勢の里戦。今場所リベンジしたいところ
だけにどんな相撲になるか興味深い。予想
では13日目に激突する。

突き押しに威力を発揮する玉鷲だったが、
日馬富士の充実した相撲の前に、横綱を後退
させることはできなかった。日馬富士充実の
中身は立ち合いの鋭さ、さらにそれに伴う
スピードと集中力のすばらしさである。日馬
富士は第一の難関玉鷲を突破した。
170522九日目幕内 723
<充実日馬富士、玉鷲を寄せ付けず>

全勝日馬富士・白鵬を倒すのは誰か。相撲は
あと6日間残されている。

久々に国技館地下のチャンコを食べた。

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  • この記事を書いた人

denkouriki

無類の相撲好き。きっかけは昭和42年、九重(元千代の山)が分家独立を許さない不文律の出羽海部屋から破門独立したことです。そのさい、千代の山を慕ってついていった大関北の富士がその直後の場所で初優勝した。こんな劇的なドラマを見せられたことが、大相撲から離れなくなりました。視点は監察委員を八百長Gメン、燃える要素があると強い北の富士を循環気質と呼んだ杉山桂四郎氏に。土俵の心は玉の海梅吉氏に、問題点を探るのは三宅充氏に、そして相撲の本質、真髄は小坂秀二氏に学んできました。本場所は地方場所を含めて年間半分くらい観戦しています。大相撲に農閑期はなく、随時執筆していきます。興味深く読んでいただければ幸いです。

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